
LINE翻訳機能の使い方完全ガイド|標準機能から自動翻訳ボットまで【2026年版】
外国人スタッフや海外の取引先とLINEでやり取りする機会が増え、「LINEの翻訳機能ってどう使うの?」と検索する人が増えています。実はLINEで翻訳する方法はひとつではありません。目的によって向き・不向きがあり、選び方を間違えると「せっかく設定したのに現場で使われない」ということになりがちです。
このガイドでは、LINEで使える翻訳機能を種類ごとに整理し、それぞれの使い方・できること・できないことを、現場で判断できる形でまとめます。設定手順、音声メッセージの翻訳、3言語以上のグループ、無料で試す方法まで一通り解説します。
LINEで使える翻訳機能は大きく2種類
LINEでメッセージを翻訳する方法は、大きく次の2つに分けられます。
- LINE標準の翻訳 — LINEアプリや公式の通訳アカウントを使う方法。手軽だが対応が限定的。
- 翻訳ボットを使う方法 — LINEグループに翻訳ボットを招待し、投稿を自動でグループ全員の言語に翻訳する方法。
どちらが正解というより、「1対1の一言だけ訳したい」のか「多言語のチームで毎日やり取りする」のかで選ぶものが変わります。まずはそれぞれの実像を見ていきましょう。
① LINE標準の翻訳でできること・できないこと
LINEには、言語ペアごとの公式通訳アカウントを友だち追加してトークやグループに招待する仕組みがあります。追加のアプリを入れずにLINEの中で完結するのが利点です。
向いている場面
- 特定の1ペア(例:日本語↔英語)だけを、たまに翻訳したい
- 1対1のトークで、短いメッセージをその都度確認したい
現場で見えてくる制約
- 言語ペア単位なので、3言語以上が混ざるグループでは組み合わせが増えて扱いづらい
- 翻訳結果の見え方が限定的で、チーム全員が同じ翻訳を共有しにくい
- 音声メッセージ(ボイスメッセージ)はテキスト翻訳の対象になりにくい
つまりLINE標準の翻訳は「ちょっとした確認」には十分ですが、複数言語のスタッフが日々投稿する業務グループでは物足りなくなります。ここを補うのが翻訳ボットです。
② 翻訳ボットでグループ全員が自分の言語で読める
翻訳ボットは、LINEグループに招待して使う「自動翻訳の担当者」のような存在です。誰かが投稿すると、ボットがその内容をグループに設定された他の言語へ自動で翻訳し、同じスレッドに返します。
たとえばEchonoraのようなLINE翻訳ボットの場合、次のような動きになります。
- インドネシア人スタッフがインドネシア語で投稿する
- ボットがすぐに日本語へ翻訳して同じグループに返す
- 日本人スタッフは日本語で読み、日本語で返信する
- その返信はインドネシア語に翻訳されてスタッフに届く
全員が「自分の言語で書いて、自分の言語で読む」だけ。翻訳のコピペやアプリの切り替えは要りません。しかも翻訳結果がグループのトーク履歴に残るため、「言った・言わない」を後から見返せるのも標準の翻訳との大きな違いです。
Echonoraは国際標準ISO 639-1に準拠し、180以上の言語に対応しています。対応言語の完全リストと最新の設定方法は、Echonora 対応言語リスト(日本語版)をご覧ください。

2言語グループでの翻訳イメージ:インドネシア語の投稿が日本語へ自動翻訳される
設定は3ステップ
翻訳ボットの導入は難しくありません。Echonoraを例にすると、基本は次の3ステップです。
- 公式アカウントを友だち追加する — LINE友だち追加リンクから追加します。
- 翻訳したいLINEグループにボットを招待する — 普段使っているグループに、他のメンバーと同じように招待するだけです。
- 言語を指定する — グループ内で使う言語をボットに伝えます。
言語の指定は、日本語の場合スペースで区切って言語名を並べるだけです。
@Echonora 日本語 インドネシア語
コードではなく言語名で指定できるので、ja や id といった記号を覚える必要はありません。日本語・英語・中国語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語で話しかけると、ボットはその言語で確認を返してくれます。
設定手順をさらに詳しく知りたい場合は、親ガイドのLINE翻訳ボット設定方法|Echonora使い方ガイド、グループでの始め方はグループチャットで自動翻訳を始める手順も参考にしてください。
音声メッセージも翻訳できる
現場の翻訳機能で見落とされがちなのが音声メッセージです。手が離せない介護や製造の現場では、文字を打つよりボイスメッセージのほうが速いことが多いからです。
Echonoraは、LINEのボイスメッセージも文字起こしをしてから翻訳します。
- スタッフが自分の言語で音声メッセージを送る
- ボットが内容を文字に起こし、他の言語に翻訳してテキストで返す
- 元の音声メッセージはLINEのスレッドにそのまま残る
30秒ほどの音声で、送信し終えてから翻訳が届くまでおよそ3〜8秒。会話のテンポを大きく崩しません。翻訳の返信はテキストなので、うるさい現場でも目で確認できます。

音声メッセージの翻訳イメージ:日本語の音声を文字起こし+インドネシア語訳
なお、工場の稼働音や屋外の騒音が大きい環境では文字起こしの精度が下がることがあります。強い方言やなまりも聞き取りづらくなる場合があるため、重要な指示は短くはっきり話すのがコツです。
3〜5言語の多言語グループにも対応
Echonoraは1つのグループで2〜5言語を同時に扱えます。日本語・ベトナム語・インドネシア語が混ざるチームでも、1人の投稿がそれぞれの言語に翻訳されて全員に届きます。
3言語以上を指定するときも、日本語ならスペースで区切って並べるだけです。
@Echonora 日本語 ベトナム語 インドネシア語
3言語以上のグループでは、翻訳結果に国旗の絵文字が付いて「どの言語向けの訳か」が一目で分かるようになっています。ベトナム人スタッフとタイ人スタッフが同じ投稿を、それぞれ自分の言語で読める形です。
料金:無料プランで試せる
いきなり有料で契約する必要はありません。Echonoraには無料プランがあり、1日20メッセージまで、クレジットカード不要・期限なしで使えます。まずは実際のグループで動きを確かめてから、チーム全体で使うかどうかを判断できます。
日々のやり取りが20メッセージを超えるチームは、無制限の月額・年額プランに切り替えられます。料金は市場を問わず共通で、最新の金額はechonora.comで確認できます。
なお有料プランは利用者単位ですが、同じグループにひとりでも有料メンバーがいれば、そのグループ全員が無制限になります。会社で導入する場合は、部署やシフトのリーダー単位で契約すればよく、スタッフ全員分を契約する必要はありません。
どれを使うべき?機能の比較
| LINE標準の翻訳 | Google翻訳 | 翻訳ボット(Echonora) | |
|---|---|---|---|
| 使う場所 | LINE内 | 別アプリ | LINEグループ内 |
| 対応の広さ | 言語ペア単位 | 幅広い | 180以上の言語・1グループ2〜5言語 |
| グループ共有 | しにくい | なし(コピペ) | 全員が同じ翻訳を共有 |
| 音声メッセージ | テキスト中心 | 非対応(チャット外) | 文字起こし+翻訳 |
| 履歴が残る | 限定的 | 残らない | トーク履歴に残る |
| 向いている用途 | 一時的な確認 | 資料・看板・単発 | 多言語チームの日常業務 |
「たまに一言だけ」ならLINE標準やGoogle翻訳で十分です。複数言語のスタッフが毎日やり取りするなら、グループ全員が自分の言語で読めて履歴も残る翻訳ボットが現場向きです。
現場シナリオ:介護施設の多言語シフト
ある介護施設では、日本人職員とインドネシア人介護スタッフが同じLINEグループでシフトの引き継ぎをしています。
以前は、スタッフが日本語に自信がなく、利用者の様子を細かく共有できませんでした。翻訳ボットを入れてからは、スタッフがインドネシア語で「田中さんは昼食後に少し疲れている様子」と書けば、職員は日本語で読めます。手が離せないときは音声メッセージで送り、文字起こしと翻訳がテキストで返るので、記録としても残ります。
言葉の壁で埋もれていた「小さな気づき」が共有されるようになり、引き継ぎの抜け漏れが減りました。ワークプレイスでのやり取りにおけるデータの扱いについては、プライバシーポリシーをご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q. LINEの翻訳機能を使うのにアプリの追加インストールは必要ですか?
翻訳ボットの場合、専用アプリは不要です。普段のLINEに公式アカウントを友だち追加し、グループに招待するだけで使えます。
Q. 無料で使えますか?
はい。Echonoraには無料プランがあり、1日20メッセージまで、カード登録なし・期限なしで使えます。まず試してから判断できます。
Q. 3言語以上のグループでも使えますか?
使えます。1つのグループで2〜5言語まで同時に対応し、投稿がそれぞれの言語に翻訳されます。
Q. 音声メッセージも翻訳できますか?
できます。LINEのボイスメッセージを文字起こししてから翻訳し、テキストで返します。元の音声はスレッドに残ります。
Q. コマンドや言語コードを覚える必要はありますか?
いりません。@Echonora 日本語 インドネシア語のように、言語名を並べるだけで設定できます。
まずは無料で試してみましょう
LINEの翻訳機能をどう使うか迷ったら、実際のグループで動かしてみるのが一番の近道です。無料プランなら、いつものLINEに数分で導入して試せます。多言語チームでの日常的なやり取りには、グループ全員が自分の言語で読めて履歴も残る翻訳ボットが向いています。導入や言語設定で不明点があれば、お問い合わせまたはLINEで@Echonoraに直接メッセージを送れば、設定を案内してもらえます。


