中国語翻訳アプリおすすめ6選──LINE・音声・カメラ対訳を用途別に比較(2026年版)

公開日

中国語翻訳アプリは「使う場面」で選ぶ

「中国語 翻訳 アプリ」と検索すると数十のアプリが出てきますが、すべてを比べる必要はありません。実務で失敗しない選び方は、まず自分が使う場面を一つに絞ることです。場面が決まれば、必要な機能はほぼ自動的に決まります。

中国語翻訳の用途は、大きく3つに分かれます。

この記事では、それぞれの場面に強い6つの中国語翻訳アプリを、テキスト・音声・カメラ・グループ共有翻訳・料金の観点で比較します。

中国語翻訳アプリ おすすめ6選【比較表】

アプリ 形態 テキスト 音声翻訳 カメラ翻訳 グループ内の共有翻訳 簡体字/繁体字 料金
Google翻訳 単体アプリ 両対応 無料
DeepL アプリ/Web ◎(高精度) 簡体字中心 無料/有料
Papago 単体アプリ 両対応 無料
VoiceTra 単体アプリ ◎(音声特化) 簡体字中心 無料
LINE(純正翻訳 LINE内 △(各自の画面のみ) 両対応 無料
Echonora LINEボット ◎(文字起こし→翻訳) ◎(全員が自分の言語で読める) 自動判別 無料〜/月額$10

「どれが一番か」ではなく「自分の場面ではどれか」で読み進めてください。

6つのアプリを用途別に解説

1. Google翻訳 — 迷ったらまずこれ

カメラ・音声・テキストのすべてを無料でカバーする万能型。看板やメニューをカメラでかざすだけで訳せるので、旅行や単発の調べ物には十分です。一方で、訳した内容は手元に残るだけで、チャット相手と共有する仕組みはありません。

2. DeepL — 文書・メールの精度重視

長文の言い回しが自然で、契約書や提案メールなど「正確さがものを言う」場面で強いです。中国語は簡体字が中心。カメラ・音声は補助的で、対面のテンポある会話には向きません。コピー&ペースト前提のワークフローになります。

3. Papago(Naver) — アジア言語に強い

日中韓を中心に作られており、中国語の口語表現に強いのが特徴。カメラ・音声・テキストを備え、Google翻訳に近い使い勝手です。アジア圏の旅行・出張で一台持っておくと便利な選択肢です。

4. VoiceTra(NICT) — 対面の音声翻訳に特化

日本の研究機関NICTが公開する無料アプリ。話した内容を訳し、さらに「訳文をもう一度日本語に戻す(逆翻訳)」ことで、意図がズレていないか確認できます。対面の通訳代わりには優秀ですが、テキストチャットの常用には設計されていません。

5. LINE(純正の翻訳機能) — LINE内で完結

LINEには言語ペアごとの翻訳機能があり、追加アプリなしで使えます。ただし訳文は各自の画面に個別に表示される形で、グループ全員が同じ翻訳を見るわけではありません。音声メッセージの翻訳にも対応していません。

6. Echonora — LINEグループの「共有翻訳」に特化

Echonoraは、普段使っているLINEグループにそのまま招待して使う翻訳ボットです。誰かが中国語で送れば、グループ全員がそれぞれの言語で同じ内容を読めます。180以上の言語に対応し、簡体字・繁体字は自動で判別。音声メッセージは文字起こししてから翻訳するため、手がふさがる現場でも声で報告できます。無料プランは1日20メッセージ(クレジットカード不要・期限なし)、本格運用は月額$10です。

場面別のおすすめ

出張・対面の会話なら:VoiceTra / Papago

相手と向かい合って話すなら、音声入力とスピードがすべて。逆翻訳で意図を確認できるVoiceTra、口語に強いPapagoが候補です。看板やメニューを訳すならGoogle翻訳のカメラが便利です。

文書・メールなら:DeepL

契約書・見積書・長文メールは、言い回しの自然さで信頼感が変わります。DeepLの精度が活きる場面です。訳文を必ず人の目で最終チェックする運用とセットにしましょう。

職場・チームのLINE運用なら:Echonora

中国人スタッフと毎日やり取りする職場では、「一人ひとりが手元で訳す」より「全員が同じ翻訳を共有する」ほうが圧倒的に速く、誤解も減ります。下は、中国語のメッセージをグループ内でそのまま日本語にして全員が読める例です。

中国語のテキストをLINEグループ内で日本語に翻訳する例

音声メッセージも同じ要領です。手袋をしたまま、機械の前から声で報告すれば、数秒後にはテキストの翻訳がグループに届きます。

中国語の音声メッセージをLINEで文字起こし・翻訳する例

設定はLINEグループにボットを招待し、@Echonora 日本語 中国語 と送るだけ。中国人+ベトナム人など複数言語が混在する現場でも、1つのグループで最大5言語まで同時に扱えます。

中国語コミュニケーションの全体像(敬語のズレ、現場別の運用、通訳コストの考え方)は、LINE 中国語 翻訳完全ガイド:日本企業のための実践的な中国語コミュニケーション手法 で詳しく解説しています。

簡体字と繁体字 — 中国語翻訳で見落としがちな落とし穴

「中国語」とひとくくりにすると、簡体字(中国本土)と繁体字(台湾・香港)の取り違えが起きます。技能実習生・特定技能の中国人スタッフ向けなら簡体字、台湾の取引先向けなら繁体字が基本です。

多くの単体アプリは設定で切り替えますが、切り替え忘れによる誤配信が起こりがち。EchonoraはLINE上で中国語を指定した際、文脈から簡体字・繁体字を自動判別するため、現場での設定ミスを減らせます。対応言語と設定方法の詳細はEchonora 対応言語リスト(日本語版)をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 中国語翻訳アプリは無料で使えますか? A. Google翻訳・Papago・VoiceTra・LINE純正は基本無料です。Echonoraも1日20メッセージまで無料(クレジットカード不要・期限なし)で使え、本格運用は月額$10/年額$100です。

Q. 簡体字と繁体字、どちらに翻訳されますか? A. アプリの設定によります。対象が中国本土なら簡体字、台湾・香港なら繁体字を選びます。Echonoraは指定された中国語から簡体字・繁体字を自動で判別します。

Q. 中国語の音声をその場で翻訳したい場合は? A. 対面ならVoiceTraやPapagoの音声入力が手軽です。LINEのやり取りで音声メッセージを訳したい場合は、文字起こし→翻訳に対応するEchonoraが向いています。

Q. LINEで中国語を翻訳するにはどうすればいいですか? A. LINE純正の翻訳は各自の画面に個別表示されます。グループ全員で同じ翻訳を共有したい場合は、グループにEchonoraを招待し @Echonora 日本語 中国語 と送るだけで、双方向の翻訳が始まります。

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まとめ:場面が決まれば、アプリは決まる

中国語翻訳アプリに「唯一の正解」はありません。一台で旅行も仕事もこなしたいならGoogle翻訳、正確な文書ならDeepL、そして中国人スタッフとの日々のLINEコミュニケーションを効率化したいならEchonoraが有力な選択肢です。

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