LINE 翻訳botとは?グループ翻訳の仕組みと導入手順
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LINE のグループで多言語のやり取りをしたいとき、まず気づくのは「グループ全体を自動翻訳する設定」が LINE 本体にはない、ということです。PC 版ではメッセージを右クリックして個別に翻訳できますが、グループ全体を継続して自動翻訳する設定はありません。メンバーがそれぞれの言語で書き込んでも、表示されるのは原文のままです。
これを解決する方法は大きく二つあります。仕組みが違うので、先に違いを押さえておくと選びやすくなります。
翻訳botと公式通訳アカウントの違い
LINE 公式の通訳アカウント:LINE が用意している通訳アカウントは、言語ペアが固定されています。日英、日中のようにアカウントごとに組み合わせが決まっていて、グループに招待するとそのペアで翻訳されます。手軽ですが、三つ以上の言語が飛び交うグループでは足りません。
サードパーティの翻訳bot:グループに招待したうえで、翻訳したい言語の組み合わせを自分で指定します。メンバーが発言すると、指定した言語へ自動で翻訳されます。組み合わせを自分で決められ、あとから変更もできるので、多国籍のグループに向いています。
以下は翻訳botを使う場合の手順です。
導入手順
- 翻訳botを友だち追加します。
- 翻訳したいグループを開き、「招待」からbotをグループに入れます。
- グループ内で言語を指定するコマンドを送ります。たとえば
@Echonora 日本語 ベトナム語と送ると、日本語とベトナム語を相互に翻訳する設定になります。 - 以降、グループの発言は指定した言語へ自動で翻訳されます。
言語は複数を指定できますが、一度に設定できる数には上限があります。一度設定すれば発言のたびにコマンドを送る必要はなく、そのグループで動き続けます。
注意点として、翻訳が動くのはグループトークだけです。botと1対1のトークでメッセージを送っても翻訳はされないため、友だち追加のあとに必ずグループへ招待してください。
音声メッセージも翻訳できる
メンバーが LINE のボイスメッセージを送った場合、botは内容をいったんテキストに変換してから、設定された言語へ翻訳します。結果はテキストとしてトークに表示されます。元のボイスメッセージはそのままトークに残ります。
翻訳されないときの確認順
- botがグループにいない:メンバー一覧を確認してください。グループから削除された場合は、もう一度招待します。
- 言語が未設定:招待しただけでは翻訳は始まりません。言語コマンドを一度送る必要があります。
- 1対1のトークで試している:翻訳が動くのはグループトークだけです。
- コマンドの書き方:言語名は「ベトナム語」のように一般的な表記で指定してください。対応言語は対応言語リストで確認できます。
- 対象外のメッセージ:スタンプ、画像、ファイルは翻訳されません。画像やスクリーンショットの中の文字も読み取れないため、テキストとして送り直す必要があります。
上から順に確認するのが確実です。特に見落としやすいのが二番目、「招待したが言語コマンドをまだ送っていない」ケースです。
どんなグループに向いているか
海外拠点を含む業務グループ、外国人材が在籍するシフト連絡グループ、外国人スタッフとの日々のやり取りなどが典型的な使い方です。共通しているのは、メンバーの母語が異なり、メッセージ量が多く、翻訳サイトへのコピー&ペーストでは追いつかない状況です。